そごうのアンティークレース展行って来ました❤
4月13日から5月13日まで、横浜そごうの6階そごう美術館で開催されています!
そごう美術館、いつもツボに入る展示してて大好き。。!
美術館前の大きな壁、来たぞー!!って気分になりますよね。
会場内は、暗くてひんやりとしています。
アンティークのレースを守るため?
公式HPから引用
ヨーロッパの歴史を彩ったレースたち
纏い、伝わる、糸の宝石
ヨーロッパの歴史上、レースは常に重要な価値を持ってきました。
熟練した職人たちが長い時間をかけて手作業で生み出したいわゆる「アンティーク・レース」の技術は、今ではほとんど失われてしまいました。現在では機械織りによる安価なレースが主流になり、高度な技術による芸術品は、機械では未だに再現できません。
本展では、世界的なアンティーク・レースコレクターで鑑定家のダイアン・クライスさんの膨大なコレクションの中から、16世紀から19世紀のレース全盛期の作品約170点を、そこに表わされたモチーフ、レースの用途、ゆかりの人物など、単なる技法の説明にとどまらない網羅的な構成でご紹介します。
かわいいレースがたくさん見れるー❤なんて気分で来たのですが
全然ちがった!
いやもちろん、レースはすごいかわいかったんですけどね。
アンティーク「風」じゃなくて、本物のアンティークだったので、歴史や技術を感じ、ごくりと息を飲む美しさでした。
かわいいー❤とか、そんな軽いノリじゃなかった。
素晴らしかった。
本物のアンティークなので(2回目)、黄ばんでいたり、穴が開いていたり、ほつれていたり。
でもそれすらも美しいというか、むしろほつれていない部分、よくここまで保存できましたね?!って感動しました。
ながーくてこまかーーーいレース、手作業とか考えられない。。気が遠くなるような職人芸術。圧巻です。
基本撮影NGだったのですが、当時をイメージして製作されたドレス2着だけは撮影できました!やったー!!
アントワネットを彷彿させる髪型。(それしか私に知識がないともいえる)
ピンクでかわいい❤
でもお気をつけください。
主役はレースですからね。
レースがあしらわれた箇所の名称。
ラベットとかアンガジャントとか初めて聞いた。
それぞれアップで見てみましょう!
1のボーダー?
頭のこと??
帽子でもないし、花嫁さんのヴェールってほどでもないよね。
でも長く垂れ下がってるの。
え、なにこれかわいい。
流行りそうな予感。(ほんまか)
2のラペットは、ここのことかしら。。
こんな首から背中にかけてのラインかわいすぎるー!!!
レースのデザイン自体がかわいすぎるので、もうちょっと寄ってみました。
なんの知識もありませんので、なにも言えませんけど。
かわいい。
こちらが3のアンガジャント?
袖のこと??
ぽわっとひろがった袖口に垂れ下がるレース❤❤
これが4のカラーかな。
エリ周りのことカラーっていうのは、なんかイメージありますね!
胸元のフリルと合わさって、THE❤乙女なデザイン。
お次のドレスは、総レース!
乙女かわいいというよりは、荘厳な気品に満ち溢れている。。!
これはただ者じゃないですよ。。
憧れることすらおそれ多い世界。
ベルギーなのかー!
やっぱりフランスのイメージと違うもんですね。面白いですね。
ちなみに、先程のドレスもこちらのドレスも、京都造形芸術大学による製作だそうです。
たっぷりご覧下さい。
この総レース!
華やかなのに気品あるデザイン。
ベスト(?)部分まで総レース!
18世紀ですよ。。ミシンなんてなかっまであろう時代のデザインとは思えないですよね。。
レースってミシンで編めるのかすら知らないですけどね。。
ドレス2点のみ撮影可なので、他の展示品を撮影しないようお気をつけください。
間違ってもフラッシュなど焚かないように。。!
撮影できるドレスは、真ん中にどどーんと目立ってますし、札があるのですぐわかると思います。
想像と全然違う空間でしたが、「かわいーい❤」なんて軽いノリで行こうとした自分を殴りたいです。
素晴らしい芸術作品の数々です。
レースの世界ってこんなに圧倒されるんだ。
ぜひ、生唾飲みにいきましょう。
公式HP